【旅行×クレカ】2026年12月以降のクレカ決済戦略を本気で考える|ANA SFC・JGC・ヒルトン・マリオット、年間決済額別の最適パターンを徹底考察

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ANA SFCの制度変更が発表されました。

「年間300万円決済しないとSFCのラウンジが使えなくなる」

これだけでも結構なインパクトです。

ただ、よく考えるとマリオットもヒルトンもそれぞれ決済額の縛りがあるんですよね。

JALのJGCも、Life Statusプログラムへ完全移行済み。

つまり、自分の年間決済額をどのカードに振るかを決めないと、全部中途半端になる可能性が高いです。

今回は公式情報をベースに、年間決済額別の最適なクレカ戦略を整理してみました📝


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各カードの決済条件を公式情報で整理する

まずは各カードの条件を正確に把握しておきましょう。

① ANA スーパーフライヤーズカード(2028年度〜)

ANA公式サイトに明記されている条件はこちら。

SFC PLUS(ANAカード・ANA Pay 年間決済額 300万円以上)

・ANAラウンジ利用 → ・5,000マイル積算 ・スターアライアンス・ゴールド

SFC LITE(年間決済額 300万円未満)

・ANAラウンジ利用 → 不可 ・スターアライアンス・シルバー

判定期間は2026年12月16日〜2027年12月15日の1年間。新サービス開始は2028年4月1日からです。

▶︎ ANA公式:ANAスーパーフライヤーズカードの制度変更(2028年度)


② JAL JGC(Life Statusプログラム)

JALは2024年から完全にLife Statusプログラムへ移行しています。

JALグループ便の搭乗やライフスタイルサービスの利用に応じて**Life Statusポイント(LSP)**がたまる、生涯実績プログラムです。

1,500LSPの「JGC Three Star」以上でJALグローバルクラブに入会できます。

LSPはJALカード決済・JAL Pay決済・JAL Mallでも貯まるので、決済戦略に組み込む価値はあります。

ただし重要なのが、LSPは生涯にわたって積算されるポイントだということ。

有効期限はなく、じわじわStarグレードが上がっていく仕組み。1年で一気に取り切るタイプのカードではありません

▶︎ JAL公式:JAL Life Statusプログラム


③ ヒルトン・オナーズ アメックスカード

アメックス公式サイトの記載をまとめます。

ヒルトン・オナーズ アメックスカード(一般)

・年会費:16,500円 ・年間150万円決済 → ウィークエンド無料宿泊 1泊

ヒルトン・オナーズ アメックス プレミアム

・年会費:66,000円 ・継続だけで → ウィークエンド無料宿泊 1泊(無条件) ・年間300万円決済 → 追加で 1泊(合計2泊) ・年間200万円(暦年)でヒルトンダイヤモンドステータス獲得可

▶︎ アメックス公式:ヒルトン ウィークエンド無料宿泊特典


④ Marriott Bonvoy アメックス プレミアム

ここが2025年に大きく改定されたカードです。

アメックス公式サイトには以下のように明記されています。

Marriott Bonvoy アメックス プレミアム

・年会費:82,500円 ・年間400万円決済 → 無料宿泊1泊(最大75,000pt) ・年間500万円決済 → プラチナエリート資格付与

旧条件の150万円から一気にハードルが上がりました。

事実上の修行カード化と言っても過言ではありません。

▶︎ アメックス公式:Marriott Bonvoy アメックス無料宿泊特典


全部取りは現実的に厳しい

ここまで読むと気づくと思いますが、全部の特典を1人で取るのはかなり無理があります

仮に全部取ろうとすると…

・ANA SFC PLUS:300万円 ・ヒルトン プレミアム:300万円 ・マリオット プレミアム:500万円 ・JAL JGC LSP:別途

合計 1,100万円超

家族の分や生活費を全部合算しても、このレベルに到達するのはかなりの高所得層か事業主に限られます。

つまり、自分の年間決済額に応じて取捨選択するゲームだということです。


年間決済額別・最適パターン考察

ここからが本題。年間決済額のパターン別に、最適な戦略を考えてみます。

パターンA|年間決済 150万〜250万円

最適解:ヒルトンアメックス(一般カード)一択

このゾーンの方は、ヒルトン一般カード1枚に集中するのが鉄板です。

年間150万決済で無料宿泊1泊。実勢価格5〜10万円のホテルに泊まれます。

年会費16,500円なので、1回使えば余裕で元が取れる計算。

ANA SFCは持っているなら維持してもOKですが、新制度ではLITE扱いになりラウンジは使えなくなります。ラウンジ目的の維持は無意味。

優先搭乗・優先保安検査が必要なら継続、不要なら退会も選択肢に入ります。

JALのJGCは長期積立型なので、別軸でコツコツLSPを貯める意識でOKです。

「無理にプレミアム狙わず、確実に取れるものを取る」。個人的にはこの考え方が好きです。


パターンB|年間決済 300万〜400万円

最適解:ANA SFC or ヒルトンプレミアム、どちらかに集中

ここはちょっと頭を使うゾーンです。

ANA SFCの300万円とヒルトンプレミアムの300万円は別カードなので合算できません。 これが落とし穴。

選択肢は以下のどちらか。

B-1:SFC PLUS維持を優先する場合

ANAカードに300万円集中 → SFC PLUS確定。ヒルトンは持つだけ(プレミアムなら無条件1泊、一般なら諦め)。

ラウンジを毎回使う旅行スタイルの人向けです。

B-2:ヒルトン特典を優先する場合

ヒルトンプレミアムに300万円集中 → 無料宿泊2泊獲得。SFCはLITE扱い(ラウンジ不可、優先搭乗のみ)。

海外旅行・ホテル滞在重視派向け。

個人的にはコスパ重視ならB-2が有利だと思っています。

ヒルトン2泊分(実勢価格20〜30万円相当)の方が、SFCラウンジでおかきとビールを飲む権利より圧倒的に価値が高いと感じます。

正直、ラウンジは便利ですが、到着地で地元の名物を食べたい派にとっては、そこまで本命のメリットではないんですよね。


パターンC|年間決済 500万〜700万円

最適解:マリオット プレミアム500万 一極集中

このゾーンに到達できるなら、迷わずマリオット500万円達成 → プラチナエリートを狙います。

理由は明確で、マリオットのプラチナエリート特典が圧倒的に強いからです。

・朝食無料(2人分) ・ラウンジアクセス ・部屋の無料アップグレード ・16時までのレイトチェックアウト

年に5〜10回ホテル泊する人がこれを享受すると、年会費82,500円なんて余裕で回収できます。

無料宿泊1泊(最大75,000pt)も付くので、二重取り。

ただし、ここまで集中するとSFCラウンジは諦めることになります。ANA決済が回らないので。

**「どこに旅行スタイルの軸を置くか」**で戦略が決まる典型的なパターンです。


パターンD|年間決済 800万円超

最適解:マリオット500万+ANA SFC 300万の二刀流

このレベルになると、マリオットでプラチナを取りつつ、ANAでSFC PLUSも維持できます。

・マリオットアメックス プレミアムに500万 → プラチナエリート確定 ・ANAカードに300万 → SFC PLUS確定 ・余剰でヒルトン一般150万も検討可

ここまで来ると「全部取り」が見えてきます。

ただし現実的には、事業の経費や法人カードを上手く使える人が中心。純粋な個人決済では結構厳しいです。

「経費をうまくカード決済に寄せる」「家族カードを最大限活用する」など、カード決済を最大化するオペレーション設計がここでは効いてきます。


決済対象外項目には要注意

戦略を立てる上で、見落としがちな注意点があります。

ANA公式サイトに明記されている、決済対象外となる項目はこちら。

・年会費、各種手数料 ・カードに付帯している電子マネー(楽天Edy、PASMO、Suica、nimocaなど) ・ANAカードからANA Payへのチャージ金額 ・カード変更・再発行で番号が変わった場合

チャージ系は対象外なので、「電子マネーチャージで決済額を稼ごう」という戦略は通用しません。

マリオットアメックスやヒルトンアメックスでも、国税納付・公共料金・電子マネーチャージの還元率が落ちる改定が進んでいます。

「合計決済額」を機械的に積み上げるのではなく、カウントされる決済で計画を立てましょう。


まとめ:自分の旅行スタイルから逆算する

2026年12月以降のクレカ戦略は、「全部取り」を諦めて、自分の旅行スタイルから逆算するのが現実的な正解です。

年間決済最適カード取れる特典
150万〜250万ヒルトン一般無料宿泊1泊
300万〜400万ヒルトンプレミアム無料宿泊2泊
300万〜400万ANA SFCSFC PLUS(ラウンジ可)
500万〜700万マリオット プレミアムプラチナ+無料宿泊
800万〜マリオット+ANA併用フル取り

考えるべき問いは1つだけです。

「自分は1年で何を一番旅で楽しみたいのか?」

・ホテル滞在重視 → ヒルトン or マリオット ・飛行機ラウンジ重視 → ANA SFC PLUS ・地元グルメ・観光重視 → 実は何も特典カード要らない説もある

ここを冷静に決めれば、自然と最適な決済戦略が見えてきます。

「特典のために生活している」状態にならないよう、主従関係を間違えないこと。 これが一番大事だと思っています。


参考リンク

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